悪質な探偵に共通する特徴を紹介


探偵を日常的に利用する方は少ないと思いますので、何を基準にして探偵業者を選べば良いのか分からない方が多いのではないでしょうか?また、探偵に対して悪いイメージを持っている方も少なくありませんので、探偵の利用に不安を感じている方もいると思います。

以前と比べれば最近の探偵は適正に業務を行っており、調査を全く行ってくれなかったり探偵から恐喝を受けるようなトラブルが発生することは考え難いです。一方で、料金に関するトラブルや結果が出ないなど調査力に関するトラブルは決して少なくなくありません。
全ての探偵が良心的で安心して利用できる訳ではなく、一部の探偵業者ではありますが悪質な探偵業者もありますので、利用するときには注意をする必要があるでしょう。

悪質な探偵には共通する特徴がありますので、利用する前にある程度は確認することが可能です。
このページでは、悪質な探偵に共通する特徴を紹介を紹介していきたいと思います。

❏【 目 次 】 悪質な探偵に共通する特徴を紹介


悪質な探偵は一部のみ

探偵に対して悪いイメージを持っている方も多いと思いますが、悪質と言えるような業者は殆ど無く大半の探偵業者は適正に業務を行っています。
数十年前の探偵業界では、反社会的勢力などが経営している業者も少なくありませんでしたし、恐喝に近いような行為が公然と行われていた過去もあったようですが、最近ではこのような行為を行っている探偵は殆ど無いと考えて良いでしょう。
そのため、探偵に対して必要以上に警戒する必要はありませんが、悪質な探偵業者が全くない訳ではありません。契約前に信頼できる探偵なのかを見極めることは大切と言えるでしょう。
最近の探偵業界で多いトラブルを紹介していきたいと思います。

探偵業法の施行で違法な業者は減少

以前の探偵は、違法な手段による調査、調査対象者等の秘密を利用した恐喝などが公然と行われており、探偵の利用者が思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも少なくなかったようです。
また、依頼者との間における契約内容をめぐるトラブル、従業者による犯罪などが発生することも有ったようで、探偵を安心して利用できる環境とは言えない状態でした。
この頃の探偵のイメージは今も残っていますので、探偵に対して不信感を抱く方が多いのも仕方がないのかもしれません。

このような悪質な探偵業者を無くす目的で、平成19年6月20日に「探偵業の業務の適正化に関する法律(通称:探偵業法)」が施行されました。探偵業法では、探偵業について必要な規制を定めることにより、業務の適正を図り個人の権利利益の保護に資することを目的としています。
現在の探偵は、違法な手段による調査、調査対象者等の秘密を利用した恐喝、従業者による犯罪などを心配する必要は殆どなくなってきています。
ただし、契約内容をめぐるトラブルは一定数は発生しているようですので、利用者も注意する必要があると言えるでしょう。

トラブルに巻き込まれることは少ない

探偵に依頼をすることで、探偵から脅迫や恐喝などを受けることを心配されている方もいるかもしれませんが、このようなトラブルは無いと考えて良いでしょう。
探偵業法の施行により、探偵業者には様々な規制が科せられているだけでなく、探偵業を営むに当たって公安委員会に届出が義務付けられています。これらに反する行為を行うと営業の停止や廃止などの重い行政処分が科せられますので、脅迫や恐喝などを行うような探偵業者は考え難いと言えるでしょう。

一方で、慰謝料の請求と言って恐喝が疑われるような行為を行って居る探偵もあるようですが、慰謝料の請求など和解交渉を探偵が行うことは法律で認められていません。このような業務は探偵の業務では無くトラブルに巻き込まれてしまう可能性も否定できませんので、法律の専門家である弁護士に依頼するようにしましょう。
また、違法な方法で調査を行っている業者も一部あるようですが、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性が否定できません。違法な調査方法であっても結果が欲しいと考える方もいるかもしれませんが、依頼者にとってメリットが無いばかりかトラブルに発展してしまう可能性もありますので注意しましょう。

金銭的なトラブルは多い

探偵との間で最も多いトラブルは、調査料金などの金銭に関するものになります。
探偵との間の金銭的なトラブルは決して少なくありませんので、依頼者も十分に注意する必要があると言って良いでしょう。
金銭的なトラブルには、高額な調査料金、不透明な追加料金、支払総額が高額になるなどが多いようです。

探偵の業務では、結果が出るまでにどれだけの調査時間が必要になるのかが事前に分からない場合が多いですので、支払い総額が契約時には分からないことはある程度仕方がないのかもしれません。ただし、このことを悪用して不当に利益を得ようとしている探偵もあるようですので注意する必要があります。
調査料金や追加で必要になる可能性がある料金をしっかりと説明してくれる業者であれば、金銭的なトラブルは起き難くなりますので安心して利用できるでしょう。

成果が出せない探偵もある

探偵が行っている調査は必ず結果が出せるものではなく、状況によっては結果が出せない可能性がある仕事でもあると言えます。
警察と異なり探偵には特別な権限や特権が認められていませんので、調査にはどうしても限界がありどれだけ優れた探偵であっても結果が出せない可能性があります。また、理論上結果を出すことができないケースがあるのも事実であり、これは探偵が行っている業務の性質から仕方がないとも言えるでしょう。
一方で、全ての探偵の調査力が同じではありませんし、探偵によって調査の得意分野があることも事実です。そのため、探偵に調査力無いことが原因で結果が出ないケースもあり、このような場合には調査力がある探偵であれば結果が出せる可能性があります。
依頼前に調査力がある探偵かを見分けることは難しいですので、始めは1日など短期間の調査を実際に利用してみて、納得ができた場合のみ継続して依頼をすると良いでしょう。


悪質な探偵業者の特徴

多くの探偵業者は適正に業務を行っていますが、全ての探偵が良心的な業者とは言えない現状があります。
一部ではありますが悪質な探偵業者があるのも事実ですし、悪質とまでは言えないものの利用を避けた方が良い探偵業者も少なくありません。
始めて探偵を利用する方にとっては、どの様な探偵が良い業者なのか分かり難いと思いますが、悪質な探偵には共通する特徴がありますのでご紹介させて頂きます。

高額な追加料金が発生する

探偵業者の一部では、高額な追加料金が請求されるトラブルが発生していますので注意が必要です。
探偵の行っている調査は、どれだけの調査をすれば結果が出せるのかが依頼時には分からないケースが多く、総額でどれだけの費用が必要になるのかが事前に分からないことがあります。このことは、探偵の業務の性質から仕方がないと言えるのかもしれません。
ただし、一部の探偵業者ではこのことを悪用し、安い値段で契約を行い高額な追加料金を請求することで利益を上げている場合がありますので注意しましょう。

高額な追加料金を請求する探偵は、通常であれば必要であるものが別料金になっているケースと、短い調査時間で契約を行い調査時間の延長で追加料金を請求するケースが多いようです。
良心的な探偵であれば、通常の調査であれば必要になる下見代、報告書代、車両代、機材代、付随調査などの料金が含まれている料金を提示してくれますし、追加料金が発生する可能性があるものも契約前に説明してくれます。
このような費用が別料金になっていたり、事前に追加料金に関する説明がない探偵は利用を避けるようにしましょう。
また、短い調査時間で結果が出せることを期待させ契約を行い、契約後に調査の延長を求めてくる業者にも注意が必要です。良心的な探偵業者であれば、結果が出るまでの調査時間を長めに見積もる傾向にありますので、契約時の料金総額とそれ程変わらない金額で結果が出る場合が多いようです。
全ての調査が理想通りに進んだときの調査時間で見積を行っていたり、相見積もりを取り他社と比べ調査時間が極端に短い業者には注意する必要があるでしょう。

広告と見積の料金が違う

広告には安い料金を掲載し実際に見積もりを取ると掛け離れた料金を提示する探偵は、典型的は悪質な探偵と考えて良いでしょう。
このような探偵業者は、安い料金を広告に掲載することで問い合わせを増やし、実際には高額な料金で契約を行うことで利益を上げていると考えられます。
探偵以外でも同じですが、良心的な業者であれば適正な料金を広告に掲載しているはずですので、信頼してはいけない業者の特徴と考えて良いでしょう。
広告と実際の料金が異なる探偵は、料金以外でも利用者を騙そうとしている可能性がありますので、利用を避けたほうが良い探偵の分かりやすい特徴となります。

サイトなどで料金を明確にしていない

商品を購入するときには、料金が大きな判断材料となるはずです。
このことは探偵であっても例外ではありませんので、広告やサイトなどに料金を明確に掲載している業者は利用者にとって大きなメリットがあります。
しかし、探偵業者のなかには広告やサイトなどに料金を掲載していない業者が少なくありません。このような探偵業者は、料金を広告やサイトなどに掲載することに不都合があるので掲載していないと考えることができます。
具体的な理由としては、他社と比べて料金が高い、依頼者を見て料金を変えている、明確な料金を掲載すると追加料金が請求できないなどが考えられます。
いずれにしても、料金を掲載しないことは業者側にしかメリットが無く、利用者側にはデメリットしか無いと考えられます。

一方で、追加料金を含めた料金が適正である探偵業者であれば、料金を明確に掲載することで業者側にデメリットがありませんし、依頼者側にもメリットがありますので料金体系を積極的に公開している傾向にあります。
広告やサイトなどで料金を明確にしているかは、信頼できる探偵であるのか判断する大きな要素と言えるでしょう。

電話で料金を聞いても教えてくれない

探偵業者のなかには、電話で料金を問い合わせても教えてくれない業者が少なくないようです。
探偵が行う調査業務は、利用者から詳しい情報をお聞きしなければ調査に必要な時間が分からないことが多く、結果が出るまでの総額を予測することが難しいのも事実です。ただし、電話であってもある程度詳細な情報をお聞きすることは可能ですし、調査時間当たりの料金などを利用者にお伝えすることは可能です。
電話で料金を教えてくれない探偵業者は、料金が高額である場合が多い傾向にあるだけではなく、見積時に強引に契約を迫る傾向にありますので利用を避けるようにしましょう。

即決を求めたり契約を急がせる

探偵以外の業界でも言えることですが、即決を求めたり契約を急がせる業者は基本的に悪質な業者と考えて良いでしょう。
即決を求めたり契約を急がせるには理由があり、他社と比べて高額なので相見積もりを避けたい、考える時間を与えたくない、他社と比べて劣る部分を知られたくないなどの理由が多いのではないでしょうか。
一方で、料金を含めた商品に魅力があるのであれば、利用者が他社と比較をすることを拒む理由がありませんので、即決を求めたり契約を急がせる必要は無いと考えられます。
即決を求めたり契約を急がせる業者は、悪質な業者の典型的な特徴ですので利用しないようにしましょう。

必ず成果が出せると言う

探偵が行っている調査は、必ず結果が出せると約束ができるものではなく、イレギュラーなどにより結果が出ない可能性が必ずある仕事です。
利用者にとっては、必ず成果が出ると言ってくれる探偵は安心感が得られると感じる方もいるかもしれませんが、実は注意しなければいけない探偵業者の特徴でもあります。
優れた探偵ほどリスクマネージメントを優先する傾向にありますので、必ず結果が出せるなどという言葉は言いません。このような探偵業者は、リスクよりも契約を優先しており、言い換えればお金を優先していると業者となります。優秀な弁護士は必ず裁判で勝てるとは言いませんし、優秀な医師も必ず病気が治るとは言わないはずです。これは、万が一のリスクを考え無責任な約束は出来ないと考えているためであり、考え方を変えれば誠意の表れと言うこともできるのではないでしょうか。
一方で、詐欺師などは必ず儲かると言うケースが非常に多く、お金さえ手に入れば後のことは考えない人が良く使う言葉と考えて良いでしょう。
必ず結果を出すことができると言う探偵は、信頼してはいけない探偵の特徴と考えましょう。

他社の悪口や不安を煽る言動がある

他社の悪口や不安を煽る言動は、契約を取るための手段であり事実と異なることを言っている場合が少なくありません。
自社の商品が優れている探偵であれば、自社の特徴や料金などのメリットを伝えることができれば自然と契約を頂くことができます。一方で、自社の商品に魅力が無い探偵では、比較される業者の評価を落とすことが契約を取る最も簡単な方法となりますので、他社の悪口や不安を煽るような言動が多くなる傾向にあります。
また、他社の悪口や不安を煽る言動が多い人は、その人の人間性を疑う必要があるでしょう。
あなたの悪口を上司に言う同僚や好意を持っている異性に悪口を言う人などは、人間性に問題があることが多いのではないでしょうか?これは探偵業者であっても同じであり、他社の悪口を言う業者は人間性が優れている人が経営しているとは考えられませんので、決して良い探偵であるとは言えないのではないでしょうか?

調査のデメリットの説明がない

探偵が行う調査には、必ずデメリットがあると考える必要があります。
デメリットには、調査結果が出ない、調査に時間が掛かる、調査料金が高額になる、対象者にバレてしまう、費用対効果が得られないなど、依頼内容によって様々なものがあります。
これらのデメリットを契約前に説明してくれる探偵であればリスクを理解した上で利用することができますが、デメリットを説明してくれない探偵は思わぬトラブルが発生してしまう可能性があります。
探偵事務所としては、デメリットを伝えることで契約が得られない可能性がありますので、できれば伝えたくないと考えるのが自然です。
つまり、デメリットもしっかりと説明してくれる探偵は、契約よりも利用者のことを考えている証拠であり信頼をしても良いでしょう。一方で、デメリットの説明がない探偵は契約を優先していると考えられますので、利用者のことを考えて居ないと思われますので利用を避けたほうが良いでしょう。

希望を聞いてくれなかったり対応が悪い

探偵は、依頼者の希望を詳細にお聞きしなければ良い結果に導けない仕事でもあります。
例えば浮気調査の場合には、浮気の有無を確認することが目的の方もいれば離婚や慰謝料の請求を考えている方もいます。目的が異なれば必要な証拠も異なりますので、調査方針もそれに合わせて変更する必要がでてきます。
また、探偵に依頼する時点では、浮気が行われていたときにどの様な結論を出すのかを決められて居ない方も多くいますので、相談やアドバイスを行いながら最終的な目標を決めていくことも少なくありません。

このような事情から、依頼者の希望を取り入れた調査を行わなければ良い結果が得られませんので、優れた探偵は依頼者の希望や要望を聞くことを大切にしています。また、探偵への依頼内容は話しにくい問題であるケースが多いですので、依頼者が話やすい対応を行うことも非常に大切であり、優れた探偵は調査以外の対応にも力を入れている傾向にあります。
一方で、依頼者の希望を聞いてくれなかったり対応が悪い探偵は、依頼者の気持ちを理解しようとしていないと思われますので、良い結果に導くことは難しいと考えて良いでしょう。
探偵業者を決めるときには、対応が良い業者であることは重要な条件となるでしょう。

探偵業の届け出を行っていない

探偵業を営むには公安委員会に探偵業の届け出を行うことが探偵業法により義務付けられています。
この探偵業の届出を行うと、探偵業届出証明書が公布され届け出番号が割り振られます。
届出証明書は営業所の見やすい場所に掲示しなければなりませんので、誰にでも簡単に確認することができます。また、ホームページなどに届け出番号が記載されている業者もありますので、一つの参考にすることができるでしょう。

探偵業の届出を行っている探偵が全て安心して利用できる訳ではありませんが、法律で義務付けられている届出すら行っていない業者は利用するべきではありません。
探偵業者であれば届出を行っていない業者は殆ど無いと思われますが、探偵業者以外であっても探偵業務を行うときには届出が必要となります。便利屋など探偵業者以外に依頼を検討しているときには、探偵業の届出を行っている業者かを確認する必要があるでしょう。


まとめ

数十年前までの探偵は、反社会的勢力と関りがある人が経営を行っていたり、調査結果を恐喝やゆすりに利用している業者もあったことから、安心して探偵を利用できるとは言えない業況がありました。
このような状況を問題視し、平成19年6月20日に「探偵業の業務の適正化に関する法律(通称:探偵業法)」が施行された結果、現在ではこのような違法行為を行っている探偵は無くなっており、依然と比べれば安心して利用できる環境となっています。

ただし、現在の探偵が全て安心して利用できる探偵であると言い切ることはできず、一部ではありますが悪質な探偵業者もありますので注意が必要です。また、悪質とは言えないまでも、利用を避けたほうが良い探偵も少なくありません。
このような探偵に共通する特徴を紹介させて頂きましたので、探偵を利用するときの参考にして頂ければと思います。

これらの内容を全て満たしている探偵が優良な業者であると言い切ることはできませんが、少なくても問題がある探偵である可能性は低くなるでしょう。
探偵とは非常に深い話をするケースも多く、様々なアドバイスを頂けることで良い結果に結びつくことも少なくありません。最終的には、利用者が安心できると感じる探偵を利用することが大切であり、あなたとの相性も探偵を決めるときには大切な条件となるでしょう。
他の業種と比べ問題がある業者が多い傾向にはありますが、一方で親身になって問題解決に協力してくれる探偵もあります。優れた探偵を選ぶことで結果が大きく変わる可能性がありますので慎重に決めるようにしましょう。