探偵の提供するサービスで結果が変わる


探偵の利用を検討されている方の多くは、何らかのトラブルや問題を抱えているのではないでしょうか?
トラブルや問題の解決には、事実関係の確認や証明が必要な場合も多く探偵を利用すると解決できる場合があります。

探偵の仕事は事実関係の確認や証拠収集であり、利用者も調査で結果が出せる探偵を求めています。
ただし、探偵が調査結果が出れば希望する結果が手に入る訳ではなく、証拠を基に適切な対応をして解決を図る必要があります。
探偵には過去にトラブルを解決してきた多くの経験があり、経験を活かしてさまざまなアドバイスを提供している業者があります。
調査以外のサービスは、希望する結果を得る為の助けになる場合があり、調査結果以上に重要な要素でもあります。

探偵が提供しているサービスはさまざまなですので、利用者にメリットがあるサービスを提供している探偵を選ぶとよいでしょう。
探偵が提供しているサービスで結果が変わる理由を紹介します。

❏【 目 次 】 探偵の提供するサービスで結果が変わる


探偵のサービスが大切な理由

探偵が調査で結果が出れば問題が解決する訳ではなく、その後の対応で結果は大きく異なります。また、探偵が調査を成功させるためには依頼者の協力が不可欠なケースもあります。
探偵は調査だけでなく付加サービスを提供しており、利用者を希望する結果に導くために力を貸してくれます。
探偵は調査とは直接関係がないサービスも提供しており、利用者にとって大きなメリットになる場合があります。
探偵が提供しているさまざまな付加サービスを紹介します。

調査が成功する確率が高まる

探偵が提供している付加サービスとして、調査の成功率を高めるため利用者の協力や注意点を伝えています。
探偵だけでは解決が難しい依頼でも、探偵からのアドバイスを基に利用者が協力すると結果が出せる場合があります。
探偵の調査では、事前の情報が多ければ調査の成功率が上がりますので利用者に情報収集の協力を求める場合があります。また、情報が多ければ調査が容易になり調査料金が安くなる場合もあります。
利用者の行動や不注意が原因で対象者に警戒心を与えてしまい、調査の難易度が高くなってしまうケースは少なくありません。
利用者は当事者でありどうしても感情的になりやすく、冷静な行動や判断ができない場合があります。探偵からのアドバイスで不適切な行動を避けられれば、調査を難しくしてしまうリスクを減らせます。
適切なアドバイスができる探偵は、調査の成功率を高め費用も削減できるメリットがあります。

希望する結果が得られやすくなる

探偵は多くのトラブルを解決してきた経験があり、利用者が希望する結果を得るために必要な証拠を知っています。
浮気を理由に離婚をしたいときには、一度だけの浮気では認められない可能性があります。また、浮気相手に慰謝料を請求するには、配偶者が既婚者であると知っていた証拠が必要になる場合があります。
探偵は依頼者が知らない知識を持ており、知識を基に必要な調査を行いますので希望する結果が手に入る可能性が高いです。
以前の探偵は調査のみを業務と考えていましたが、最近は利用者の目的を達成する付加価値があるサービスを提供しています。

問題がある行為を避ける

探偵を利用する方の多くが相手との関係が険悪になっており、何気ない行動が大きなトラブルに発展するリスクがあります。
通常なら問題にならない些細な行為でも、不利な立場になってしまう可能性があります。探偵は不要な問題を避ける目的でアドバイスを行っています。
事実を確認しようと違法行為を行ってしまう方も居れば、和解交渉で恐喝や強要を受けたと主張してくる可能性もあります。
探偵は不利になってしまう行為を知っており、利用者が不利になる行動を取らないアドバイスを行っています。

適切な判断ができる可能性がある

トラブルや問題を抱えている当事者は、感情的になり冷静な判断ができない人も少なくありません。
感情に任せて結論を出してしまうと、後悔する結果につながりますので冷静な判断が大切です。
浮気が分かると感情的になり離婚を考える方もいますが、生活、子育て、親権を考えて結論を出すべきです。また、浮気相手への憎しみから慰謝料を請求すると、配偶者が怒り離婚につながる可能性があります。
感情的になり冷静さを失った状態で結論を出すと、考えていなかった不都合が起こり後悔をしてしまう可能性があります。
第三者である探偵からのアドバイスがあれば、適切な判断がができる可能性があります。

調査後の対応方法のアドバイス

探偵の調査結果や証拠だけで希望する結果が手にできる訳ではなく、その後の対応が最も重要で結果を大きく左右します。
浮気調査では浮気の確認や証拠の入手が目的ではなく、浮気の解消、慰謝料、離婚などが最終的な目的になると思います。
多くの方がこのような対応は初めての経験であり、適切な対応が分からない方が多いと思います。
適切な対応をすれば希望する結果が手に入る場合でも、誤った対応を取れば結果が得られない場合もあります。また、不適切な対応を取ってしまうと、トラブルに発展し不利な状況になってしまう場合もあります。
探偵にはさまざまな問題を解決してきた経験があり、最適なアドバイスを行っている業者も少なくありません。
希望する結果を得るためのアドバイスをしてくれる探偵は大きなメリットでしょう。

依頼内容に最適な弁護士の紹介

全ての弁護士は法律に関する高い知識を持っていますが、どの弁護士に依頼をしても同じ結果になる訳ではありません。
弁護士には経験が豊富な分野や得意分野があり、依頼内容に適した弁護士を利用するとよい結果につながります。
また、裁判ではなく和解交渉で弁護士を利用するときには、法律の知識だけでなく交渉力やコミュニケーション能力で大切です。交渉力やコミュニケーション能力は弁護士により差があって当然です。
弁護士には個性がありますので、あなたとの相性が合うかも重要な要素です。
探偵の仕事は多くの弁護士と関わりますので、利用者に最適な弁護士を紹介できるメリットもあります。

必要な業者の紹介

探偵の調査や証拠収集だけでは結果が出せない依頼では、依頼内容に対応できる業者を利用する必要があります。
たとえば、従業員の不正は社会保険労務士、ネットの誹謗中傷は削除業者、夫婦関係の修復はカウンセラーが役立つ場合があります。また、スマホやパソコンのロック解除、潜入調査、工作行為、指紋鑑定、DND鑑定が必要な場合もあります。
探偵は関連する業者とつながりを持っており、最適な業者を紹介してもらえるメリットがあります。


探偵が提供できないサービス

探偵が提供できないサービスには、法律で規制されている業務と探偵の業務外の理由があります。
法律で規制されている理由は利用者の利益を守る目的が多く、探偵が引き受けるとトラブルに発展してしまう可能性があります。そのため、ここで紹介するサービスを行っている探偵があっても依頼を避けましょう。
また、探偵は調査業務が仕事の中心であり、調査以外は提供ができない業務もあります。探偵で提供できない業務は、専門の業者にお願いする必要があります。
探偵では提供できないサービスを紹介します。

違法行為に該当する業務

探偵だけではありませんが法律に触れる行為は提供ができません。
探偵を利用する方のなかには相手に対しての制裁を希望される方が多いですが、日本の法律では自力救済を認めていません。そのため、相手へ何らかの制裁を与えると違法行為に該当する可能性があります。
たとえば、浮気の事実を勤務先や家族にばらしたりネットに公開すると、プライバシーの侵害に該当し慰謝料を請求される可能性があります。また、名誉棄損と判断されれば刑事責任を問われる可能性もあります。その他、復讐で暴力を振るったり物を壊せば刑事事件となり、刑事責任が問われる可能性が高いでしょう。
貸しているお金の返済や慰謝料の回収が目的でも、方法を誤ると恐喝や強要の違法行為と判断される可能性があります。
探偵ではありませんが仮に制裁が目的であても違法行為はできません。理不尽かもしれませんが慰謝料の請求しか制裁方法がないケースが多いです。

慰謝料請求などの示談交渉

慰謝料の請求や示談交渉は原則として当事者が行う必要があり、探偵には代理人として行う資格はありません。
示談交渉では法律の知識が不可欠であり、弁護士以外が行うとトラブルに発展するリスクがあります。
トラブルとしては、合意した内容は強要されたので無効と主張したり、脅迫を受けたと被害届を出される可能性もあります。また、交渉中に自殺を図ったり、自分で自分を傷つけ暴力を受けたと主張する人も居るようです。
弁護士はトラブルにならない方法で交渉を行いますし、仮にトラブルに発展しても利用者が責任を問われる可能性は低いでしょう。
「弁護士ではない者が、報酬を目的に、不特定多数に対し、法律相談や本人に代わって示談交渉を代理する行為」は非弁行為に該当し、弁護士以外(一部は司法書士も可能)は行えません。
弁護士以外が示談交渉を行うと違法になるだけでなく、思わぬトラブルに発展するリスクがあります。
利用者の利益を考えると、慰謝料請求を請け負う探偵は利用すべきではありません。

グレーゾーンの行為はNG

違法行為とまでは言えないグレーゾーンに当たる行為は、適正に業務を行っている探偵は引き受けていません。
グレーゾーンの行為を引き受ける探偵もあるかもしれませんが、トラブルになる可能性がありますので利用してはいけません。
たとえば、別れさせ工作には注意が必要です。
配偶者が浮気をしており配偶者と浮気相手を別れさせる工作は、法律に触れる問題はないのかもしれません。しかし、配偶者との離婚を目的に、配偶者の不貞行為を誘発する工作には問題があります。
このケースでは、不貞行為を行ったのは配偶者ではありますが、不貞行為の原因を積極的に作った側にも問題があります。そのため、離婚を認める正当な理由には当たらない可能性があるだけでなく、倫理的にも問題があるのではないでしょうか。
また、一方的に好意を持っている異性に交際相手や配偶者がおり、交際関係や婚姻関係を破壊する工作にも大きな問題があるでしょう。
その他にも、相手を陥れるたり正当性がない行為も探偵は引き受けません。
グレーゾーンと言われる行為は、明確に違法ではないかもしれませんが公序良俗に反する不適切な対応です。


まとめ

探偵は調査で結果を出すだけでは問題が解決できないと考えており、利用者が希望する結果が手にできるサービスを提供しています。
探偵の利用を検討しているときには、料金が大きな判断材料だと思いますが提供しているサービスも大切です。

依頼者によってメリットがあるサービスは異なりますので、メリットを感じるサービスを提供している探偵を利用しましょう。
探偵が提供している付加サービスの多くは、調査の終了後の対応のアドバイスが中心です。調査結果を基にどのような結果が得たいのかを考えて必要なサービスを考えましょう。

一方で、探偵が提供できないサービスもあり、提供できない理由は主に法律で規制されている理由です。
法律で規制されている理由は、利用者の利益を守るためであり利用者の利益を守る意味があります。
違法行為を探偵に依頼するのを避けるのは当然ですが、グレーゾーンの依頼も避けましょう。また、和解交渉は探偵に依頼するのではなく、法的知識をもった弁護士に依頼しましょう。